会社側に使用者責任や安全配慮義務違反が成立する場合には、会社側に対して損害賠償を請求することができます。
このような損害賠償問題の解決方法には、主に①示談交渉と②裁判の2つがあります。

通常は、まずは会社側との示談交渉を試みた上で、示談交渉による解決が困難である場合に裁判を提起する形を取ることとなります。

示談交渉では、早期の解決が期待できますが、被害者・会社側の双方が一定の譲歩をすることが前提となります。
裁判を提起する場合には、解決までに半年~1年、ケースによってはそれ以上の時間がかかることとなりますが、裁判所が会社側の損害賠償責任の有無および金額を中立的な立場から確定してくれます。

会社側に対する損害賠償請求の可否については、専門的な判断が必要となることが少なくありません。
また、賠償額の算定についても、複雑な問題が多々あります。
会社側との示談交渉には手間・労力と精神的負担を伴いますし、法律の専門家ではない方が裁判手続に適切に対応していくのは困難でしょう。
会社側への損害賠償請求については、労働災害(労災)の問題に詳しい弁護士のサポートを受けられることをお勧めいたします。

当事務所の弁護士は、労働災害の問題について豊富な対応実績がございますので、ぜひ一度、お気軽にご相談いただければと存じます。

労災に関するQ&A一覧

No ご質問
1 労働災害とは?
2 労働災害の被害に遭った場合に受けられる補償は?
3 労災保険とは?
4 労災保険の申請に期限はありますか?
5 安全配慮義務とは?
6 安全配慮義務の具体的な内容は?
7 どのような場合に安全配慮義務違反と認められますか?
8 労災保険の給付内容は?
9 労災保険の給付を受けた場合でも、さらに会社に対して損害賠償を請求することはできますか?
10 会社が労災保険の申請をしてくれない場合は、どうすればよいですか?
11 後遺障害とは?
12 障害等級とは?
13 症状固定とは?
14 使用者責任とは?
15 どのような損害について賠償請求できるのか?
16 休業損害(休業補償)とは?
17 後遺障害による逸失利益とは?
18 後遺障害による逸失利益の計算方法は?
19 労働能力喪失率とは?
20 労働能力喪失期間とは?
21 ライプニッツ係数とは?
22 死亡による逸失利益とは?
23 稼働部分の死亡逸失利益の計算方法は?
24 年金部分の死亡逸失利益の計算方法は?
25 生活費控除率とは?
26 就労可能年数とは?
27 慰謝料とは?
28 傷害慰謝料とは?
29 後遺障害慰謝料とは?
30 死亡慰謝料とは?
31 会社側に弁護士費用を請求できますか?
32 損害賠償問題の解決方法は?
33 労働災害(労災)の問題を弁護士に依頼するメリットは?
34 過失相殺とは?
35 素因減額とは?
36 会社の労災上乗補償制度の給付を受けた場合には、労災保険の給付や会社に対する損害賠償請求に影響がありますか?
37 下請業者の労働者が元請業者の現場で作業中に労働災害に巻き込まれた場合、元請業者に対して損害賠償を請求することはできますか?
38 労働災害の被害に遭ったら、労災病院・労災指定病院に行くべきですか?
39 労働災害の発生から解決までの流れはどのようになりますか?
40 弁護士にはどのタイミングで相談するのがよいでしょうか?
41 自分に過失があった場合でも、労災保険の申請や損害賠償請求をすることはできますか?
42 他の従業員の過失で怪我をしたら、損害賠償請求はどうなりますか?
43 退職しないで労災保険の申請や損害賠償請求をすることはできますか?